岩戸開き

「この困難を乗り越え一日も早い回復を心よりお祈りいたします。」

会場に集うみんなが祈り、3月13日豊前市多目的文化交流センターで
豊の国空間エコミュージアム 岩戸開きシンポジウムは始まった。
ご参加のみなさま ありがとうございました。
未曾有の大震災で 講師の大原先生、岡田先生、合田先生の参加が困難な状況となり、いずみさんと苦悩苦渋の決断を重ねこの日を迎えた。

第1部は 急遽私も参加し、京築の各地域の取組みと大原先生が前日深夜にお送りくださったプレゼンテーション資料と本会がこんなことを考えるようになった経緯を紹介した。大原先生のパワポをいずみさんがかみくだいて大原先生のお心を届けた。
その資料からうかがえるエコミュージアムの姿を想像しながら、説明する方も聞く方も必死!熱意とともに思いは伝わった!はず
「各地域の取り組みをちゃんと知ることができたことがお宝だった」という感想があり、地域がつながる一歩となったのではないだろうか

第2部は、防災と神楽と地域コミュニティがテーマとなった。
こんな大変な日だったが、「この場に足をはこんで大事な問題を考えあうことができてよかった! 」
という声をたくさんいただいた。災害復旧アドヴァイザーでもある島谷先生や築上町小原神楽の伝承者田中さんの地域のつながりと地域防災についての話は、この空間エコミュージアムの可能性を大きくした。
まつりのたくさん残る京築地域の豊かさ(地域コミュニティの存在)は、以前、森弘子先生からうかがった記憶の新しいところだが、また、あらためてこのことを認識し共有することができた。


まだこの空間エコミュージアムをどう具体的にしてゆくかというのは・・・
2市5町の京築地域の本会一団体が提唱しているだけなので、これからである。岩戸開きとは、、おおげさだが、姥が懐の保全からはじまった活動が、英彦山六峰を結ぶ、豊の国を俯瞰することを共有する活動へと発展し、確かめ合う=岩戸を開く活動へとすすんで行く  この道をひらいていきたいと思う。

以上、シンポ開催して感じたつれづれ


以下岩戸シンポの掲載記事
http://twitcasting.tv/keichikufc/movie/1208271


http://hikosan.sblo.jp/article/43818748.html
英彦山でお世話になった早田さんブログより

http://keichiku.info/kd/detail.php?id=2291
http://keichiku.info/kd/detail.php?id=2289
京築まるごとナビより